地唄舞 佳日の衣手 公演のお知らせ

2023年6⽉18⽇(⽇) 午後1時開演(午後12時30分開場)
会場 銕仙会能楽研修所
入場料 2,000円 全席自由席(座席シート有り)

お稽古にいらっしゃるお弟子さん方のお浚い会のお知らせです。人生の楽しみのひとつとして、地唄舞、上方舞を身近において愛でて欲しいという願いを込め「佳日の衣手」という少々変わった名前にいたしました。どうぞよろしくお願いします。

「地唄舞 佳日の楽しみ」公演延期のお知らせ

新型コロナウィルス感染症の影響拡大に伴いまして
3月1日の公演を延期することにいたしました。
新しい公演スケジュール等、詳細が決まりましたら
こちらのホームページでお知らせいたします。

「吉村三鈴ロシア公演」のお知らせ

この度、モスクワ音楽院より招聘を受け
 公演を行うことになりました。

ロシア公演ポスター

2019年11月23日(土)  19時開演
於:モスクワ音楽院ラフマニノフホール

~プログラム~

地唄「葵の上」
舞:吉村三鈴
地方:菊原光治/砂崎智子

地唄「新青柳」
演奏:菊原光治/砂崎知子

地唄「雪」
舞:吉村三鈴
地方:菊原光治/砂崎知子

吉村会 四世 吉村雄輝二十三回忌 公演のお知らせ

2019年5月3日(金) 国立劇場 吉村会 四世 吉村雄輝二十三回忌 「地唄  雪」 吉村三鈴

2019年5月3日(金)
国立劇場 吉村会
四世 吉村雄輝二十三回忌
「地唄  雪」 吉村三鈴

日本舞踊協会関西支部舞踊の会 公演のお知らせ

2019年3月23日(土) 日本舞踊協会関西支部舞踊の会 第一部 11時開演 文楽劇場 「長唄 座敷舞道成寺」吉村三鈴

2019年3月23日(土)
日本舞踊協会関西支部舞踊の会
第一部 11時開演
文楽劇場
「長唄 座敷舞道成寺」吉村三鈴

上方舞「吉村会 別会」のお知らせ

日にち: 2018年12月16日(日) 時間: 12時開場、午後1時開演 場所: 東京・青山 銕仙会能楽堂 第一部にて長唄 新曲浦島を舞います。

日にち: 2018年12月16日(日)
時間: 12時開場、午後1時開演
場所: 東京・青山 銕仙会能楽堂

第一部にて長唄 新曲浦島を舞います。

舞の会 -京阪の座敷舞ー

舞の会  -京阪の座敷舞ー 平成30年11月23日(金・祝) 東京半蔵門・国立劇場 入場料金  全席指定7,000円                 学生4,900円 昼の部  午後1時開演 地唄  鼠の道行  吉村輝章 … “舞の会 -京阪の座敷舞ー” の続きを読む

舞の会  -京阪の座敷舞ー
平成30年11月23日(金・祝)
東京半蔵門・国立劇場
入場料金  全席指定7,000円
                学生4,900円
昼の部  午後1時開演
地唄  鼠の道行  吉村輝章
                             吉村三鈴

上方舞 吉村会

上方舞「吉村会」に出演いたします。 2018年5月3日(木)午後12時開演 国立劇場 大劇場 (東京・永田町) 御座席料:7000円(第1部・第2部通し) 演目: 地唄「古道成寺」(第1部)吉村輝章・吉村三鈴 上方唄「世 … “上方舞 吉村会” の続きを読む

上方舞「吉村会」に出演いたします。

2018年5月3日(木)午後12時開演

国立劇場 大劇場 (東京・永田町)

御座席料:7000円(第1部・第2部通し)

演目: 地唄「古道成寺」(第1部)吉村輝章・吉村三鈴
上方唄「世界」 (第2部)吉村三鈴

チケット購入をご希望の方はお問い合わせフォームをご利用ください。

地唄「古道成寺」歌詞

昔々この所にまなごの庄司という者あり かの者一人の娘をもつ 又その頃よりも熊野へ通る山伏あり 庄司がもとを宿と定め年月送る 庄司 娘寵愛のあまりにてや あれなる客僧こそ汝が夫(つま)よと たわむれしをば おさな心に誠と思 … “地唄「古道成寺」歌詞” の続きを読む

昔々この所にまなごの庄司という者あり
かの者一人の娘をもつ
又その頃よりも熊野へ通る山伏あり 庄司がもとを宿と定め年月送る
庄司 娘寵愛のあまりにてや あれなる客僧こそ汝が夫(つま)よと たわむれしをば
おさな心に誠と思い 明かし暮しておわします

そのうちに夜ふけ人静まりて 衣紋繕い鬢かきなでて 忍ぶ夜の障りは冴えた月影ふけゆく鳥が音 それに嫌なは犬の声 ぞっとした
人目忍ぶのうやつらや せきくる胸をおし静め
かの客僧のそばへ行き いつまでかくておき給う 早う迎えて給われと じっとしむればせんかたなくも 客僧はよれつもつれつ常陸帯 二重廻れば三重四重五重 七巻まいて はなちはせじとひき止むる
切るに切られぬわが思い せめて一夜は寝て語ろ 後ほど忍び申すべし
娘誠とよろこびて 一間の内にぞ待ちいたる

その後客僧仕すましたりとそれよりは
夜半に紛れて逃げて行く
幸い寺をたのみつつしばらく息をぞつぎいたる

ところへ娘かけ来たり
ええ腹たちや腹たちや 我を捨て置き給うかや
のうのういかに御僧よ
いづくまでも追っかけ行かん 死なば諸共 二世三世かけ 逃すまじと追っかくる

折ふし日高川の水かさまさりて 渡るべきようもあらざれば 川の上下あなたこなたと走り行きしが 毒蛇となって川へざんぶと飛び込んだり
逆巻く水に浮きつ沈みつ 紅の舌を巻き立て炎を吹きかけ吹きかけ なんなく大河を泳ぎこし
男を返せ戻せよと ここのめん廓かしこの客殿 くるりくるりくるりくるりとくるくるくる追い巡り追い巡り
なおなお怨霊居丈高に飛びあがり土をうがって尋ねける

住持も今はせんかたなくも 釣鐘を下ろして隠しおく

たずねかねつつ怨霊は 鐘の下りしを怪しみ 龍頭をくわえ 七巻巻いて尾をもって叩けば 鐘は則ち湯となって ついに山伏とりおわん
なんぼう恐ろしい物語